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2011年12月02日

同窓研修会

平成23年 秋の団体行動日......"秋の洛北を歩く"

平成23年11月21日(月) 午前9時20分 叡山電鉄出町柳駅集合

コース......修学院駅⇒赤山(せきざん)禅院⇒鷺森(さぎのもり)神社⇒八大(はちだい)神社⇒本願寺別院⇒一乗寺下り松

歩行距離:約5km 所要時間:約3時間

 秋晴れの好天に恵まれ、元気なシニア総勢男女41名。お弁当・飲み物・おやつ等リュックに詰め、リーダーの福井理事の「今日の紅葉は期待できます!」との話に、張り切って出発。

 赤山禅院の山門をくぐると、本当に紅葉真っ盛り。延暦寺の別院として1123年前の創建で、平安京の東北鬼門に当たり、「方除けの神」として信仰を集めてきた。都七福神の一つ「福禄寿」。京都検定1級保持者福井理事の、うんちくを傾けた、且つユーモア溢れる(ダジャレが多いのが特徴!)解説に、一同爆笑したり肯いたり。ウィークデーの為、隅々までゆっくり拝観したり、携帯で写真を撮ったり。至福の時間を持てました。

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 修学院離宮や、曼殊院は拝観手続き等煩雑の為、時間の関係もあり割愛。(本当は拝観料も要るので!きれいだろうな~と横目で未練がましく素通り!?)隣接する無料の「曼殊院天満宮」の紅葉がきれいでした。

 鷺森神社は、やはり1100年以上前の創建で、ここも紅葉の名所として有名。八坂神社と同じくスサノオノミコトを祭っている。境内に「縁結びの石」があり、スサノオノミコトが詠まれた、有名な妻を愛する和歌「八雲たつ出雲八重垣......その八重垣を」の木札が立っていた。「スサノオノミコトは和歌の創始者とされる」との福井理事の説明で、毎年13日八坂神社で「かるた始め」が行われるのを思い出しました。

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 八大神社は、剣豪宮本武蔵が、吉岡一門との決闘に赴く途次、参拝はしたが、思い直して必勝祈願は取りやめたとの事。勝負は自力にのみ頼るべきと。境内に、一乗寺の決闘を見下ろした当時の松の枯れた白い幹が保存されていた。臨場感があります。

 本願寺北山別院には、親鸞聖人が比叡山と京都往復の都度、のどを潤し休憩した泉がある。境内にある保育園の可愛い園児が我々おじいちゃん、おばあちゃんの遠足に手を振ってくれてうれしかったです。

  団体行動5a.jpg一乗寺下り松は現在の松で4代目。 今日のゴールで、福井理事の最後の名調子(「クダリマツ」と読まないで」とのダジャレを含む!)を聴き、空模様が一寸怪しくなってきて解散。

 肌寒くなって、お腹も空いて来たところで、K女史の「熱いラーメンが食べたいな!」の発言に賛同、今度はラーメンに詳しいA氏について5人、一乗寺駅を越え大分歩かされて、中華そば有名店「高安」なる所に到着。満員のため20分ほど待たされ、ラーメンセット(小)を注文。チャーシュウ入り豚骨ラーメンに、何と長さ10㎝位あるジューシーなジャンボ唐揚げ1個、ご飯付きで750円とは流石!ジョッキ片手に「どや美味いやろ!」とA氏の得意顔。一生懸命食べながら、隣を見ると、スマートな美人女子大生が、ジャンボ唐揚げ3個付きのセット(850円)を黙々と召し上がっているのに驚き!さらに、窓の外には、常時10人ほどの若者らが寒風の下並んでいるではありませんか!京都で珍しい行列ができる店!我々も京大生になった気分で温まり、満腹。

 お陰で、リュックのおにぎりが家への土産になった有意義な一日でした。

                                    (堀井・記)