2026年03月28日
SKYイベント企画
講演「東大寺南大門 仁王さんの修理から」を開催しました
美術院国宝修理所に入所され、(公財)美術院国宝修理所の工房長として多くの修理を担当された八坂寿史氏による東大寺南大門金剛力士像の大修理の裏話や苦労話を交えた講演をいただきました。
800年前に造立された国宝東大寺南大門の阿形像、吽形像の解体修理という一大事業の様子を生々しい解説を交え、また多くの困難を乗り越えることができたポイントや解体により得られた成果などについて、余り知られていない内容などを臨場感と説得力のある口調で解説をいただきました。
参加いただいた皆様は熱心に耳を傾け、「最初から最後まで実に興味深い内容で、大変良かったです」などの感想をいただきました。
〇日時:2026年3月27日(金)10:00~11:30
〇場所::ハートピア京都4階 第5会議室
〇講演タイトル: 講演:東大寺南大門 仁王さんの修理から」〜現場の技術者から見えた景色のお話〜
作成:鈴木 健

美術院国宝修理所の元工房長の八坂氏

現場の実体験からの話が盛沢山

お顔の向きや眉毛の位置など緻密に調整されていた

わずかに残った岩座の朽損部の補修には...

双方の像を見上げる位置で迫力重視で構成されていた...

木材接合のかすがいは、日本伝統のたたら製鉄

解体により科学分析で桧材の年代と伐採地が判明

像内墨書からは多数の貴重な情報の発見も